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Highlightsこの曲の聴きどころ
「びっぴっぴっびっと」——ホイッスルの音をそのまま歌にしたフレーズ
水くみ、薪割り、焦げたカレー。料理コンテストで勝った班から材料を選ぶ、具体的すぎる思い出
消灯後、シュラフに顔をうずめてこらえた涙。「あの夜の弱さを 忘れない」
Episode制作エピソード
稲山 一幸作詞・作曲・プロデュースが語る
この曲は、1980年代当時のガールスカウトの実体験をモチーフとしています。電気もない山で、月あかりだけのキャンプ。3泊4日、家族と離れて過ごす子どもたちの話です。
ガールスカウトの活動は地域によってさまざまですが、ホイッスルひとつで馬蹄形に並ぶこと、ひとりが歌い出すとみんなが歌うこと、料理コンテストで勝った班から材料を取り合うこと。豚肉、玉ねぎ、だいこんを抱えて「何できる?」と大騒ぎする場面も、実際に伺ったお話です。
いちばん大事にしたのは、寝る前の歌が終わって「もう声出しちゃだめだよ」と言われたあとの、静かなテントの場面です。隣の子に気づかれないように、シュラフに顔をうずめて泣いた夜。子どもながらに「気づかれないように」というのが、切ないです。
最後の「いろんなタネを持ち帰ったね」という言葉は、キャンプの最後にかけられた言葉だそうです。あのとき持ち帰ったタネが、何十年もたって、こうして歌になって花を咲かせた。そう思うと、なんだか感慨深いです。
Lyrics歌詞
Now Singing — Balen「私達のアオハル」の歌詞を見る
ひぐらしの声 響く夕暮れ
ふいに思い出す あの山のこと
電気もない 月あかりのキャンプ
みんな幼かった 1980
いつもと違う 3泊4日
ホイッスルひとつで 駆け出したね
急いで並んだ 馬蹄形
一人が歌えば みんなが歌う
びっぴっぴっびっと
遠くで誰かが 呼んでいる
あの声は今も 胸の奥
小さな火を 灯してる
燃えろよ 燃えろよ
キャンプファイヤー 空へ昇れ
舞い上がる 炎の向こう
たくましくなった 仲間の姿
つらい水くみ 巻き割りも
焦げたカレーの ご飯さえ
大人になっても 胸に残る
みんなで過ごした あのとき
石を積み上げ かまどを作り
竹を組み上げ 机を立てた
立ち込める 煙の匂い
みんなの服に 染みついてた
お料理コンテスト ワクワクして
勝った班から 材料選び
豚肉 玉ねぎ だいこん抱え
「何できる?」って 大騒ぎ
四時を過ぎれば 夕飯支度
日が沈むまで 間に合わない
ふとした時に 家族を思い
胸がきゅっと 苦しくなる
寝る前の歌が 終わったあと
「もう声出しちゃ だめだよ」って
静かなテントの 隅っこで
涙こらえて 眠った夜
隣の子には 気づかれぬよう
シュラフに顔を うずめながら
虫の音だけを 聞いていた
あの夜の弱さを 忘れない
ボナパティッティッ
大きな声で 歌ってた
懐中電灯 照らす ごはん
夕食あとの ナイトハイク
燃えろよ 燃えろよ
キャンプファイヤー 空へ昇れ
炎の向こうの仲間の姿
思い出すのは 私だけかな
「いろんなタネを 持ち帰ったね」
あの言葉が 夜に浮かぶ
いつか花を 咲かせるように
私はここで 今を生きてる
びっぴっぴっぴっと
遠い森から 聞こえるように
ひぐらしの声 目を閉じれば
あの夏が また始まる

Creditsクレジット
- Artist
- Balen&LouisV
- Lyrics & Music
- 稲山 一幸Kazuyuki Ineyama
- Produced by
- 稲山 一幸Kazuyuki Ineyama
- Label
- MOONRING MUSIC
- Release
- 2026.06.08 配信限定シングル
- Time
- 4:30
















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